1996-02-05 ArtNo.4861
◆<星>マリーナ・サウスに公益サービス専用トンネル網計画
【シンガポール】シンガポール政府はマリーナ・サウスに電線、電話線、ガス管等の公益サービス施設を収用する専用トンネルのネットワークを設けることを計画している。
都市再開発局(URA)は2日、関係事業化調査入札の資格審査(締切3/28)に関する紙上広告を掲載した。URAスポークスマンによると、同プロジェクトには陸運局、公益事業局、テレコム、環境省等、複数の政府機関が関与、URAは調整役を務める。マリーナ・サウスは現在ほとんどが空き地となっているが、21世紀のコマーシャル・ハブとして位置づけられており、ダウンタウンが同地まで延長される。政府はこの種のいわゆるコモン・サービス・トンネルに関する経験と専門知識を有する企業や代案を提供できる企業を求めている。URAは同入札資格審査通知を日本やフランス等の大使館にも送付している。この種のトンネル網がマリーナ・サウス以外の地区まで延長されるか否かは未定と言う。(BT:2/3)
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