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1996-02-05 ArtNo.4859
◆＜星＞工業用ベルトのゲーツ・ラバー、地域本部設置
【シンガポール】米国コロラド州デンバー拠点の自動車及び工業用ベルト／ホースの製造会社ゲーツ・ラバー・カンパニー(GRC)は4月にトゥアスに新倉庫がオープンするのに伴い、シンガポールに地域営業本部を設ける。同社は目下経済開発局(EDB)にビジネス本部(BHQ)ステータスの認可の可能性を打診している。
ジェームズ・ホッジズ社長(ｱｼﾞｱ太平洋/ﾗﾃﾝ･ｱﾒﾘｶ担当)によると、本部設置に伴いウェイン・クラーク重役(ｱｼﾞｱ太平洋担当MD)が東京からシンガポールに配属され、東南アジア、中国、香港ビジネスを監督することになる。昨年の同社世界売上(US$14億)の20％に相当する3億2000万米ドルを記録したアジア太平洋地域売上は向こう3年間に5億米ドルに達する見通しだ。このため同社は将来の需要に応じるためインドと中国に各2000万米ドルの工場2棟を建設する。トゥアスに670万Ｓドルを投じて設けられた倉庫には地域金融センターも設けられる。シンガポールにおける同社の倉庫収容能力は4700パレットに倍増する。新倉庫には電子在庫補充システム等最先端の技術が導入され、デンバーの本部とも直結される。また簡単な製造サービスも提供される。シンガポール事務所は1978年当時のワンマン体制から従業員30人を擁するまでになっており、顧客は主に電子業と石油化学業界の企業と言う。(ST:2/3)
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