1996-02-03 ArtNo.4846
◆<星>貿易開発局、統一商標で地元食品の海外市場開拓計画
【シンガポール】貿易開発局(TDB)は地元中小食品飲料会社のコンソーシアムを組織し、統一商標により海外市場の開拓を促進する計画だ。
TDBが1日明らかにしたところによれば、目下シンガポールには300社を超える食品飲料会社が存在するが80%は中小企業で海外市場開拓でも困難に直面している。すでに6~7社がコンソーシアムへの参加を希望しており、当初払込資本100万Sドル程度でスタート、その後規模の拡張も検討する。同局はF&Nやヨーヒャップセン等の大手にもコンソーシアムへの参加を求め、これらの企業の既存のネットワークや経験を活かす計画だ。しかし統一商標方式には如何にして品質の統一を図るかといった問題も存在すると言う。(ST,LZ:2/2)
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