1996-02-02 ArtNo.4833
◆<馬>リーダー、域内電力/通信事業にUS$2億投資
【クアラルンプル】リーダー・ユニバーサル・ホールディングズBhdは年内にアジアにおける電力/通信事業に2億米ドルを投資する。
リーダーのケネス・フン重役(ED)が火曜に催されたイタリア企業Enel Soceta per Azioniとの電力事業協力協定調印式の席上語ったところによれば、同社はインド、インドネシア、ベトナム、タイにおける通信、電線、発電事業への参入を図っている。例えばベトナムは年間8%の経済成長を維持するためには、送電/配電網の拡充に向こう15年間に200億米ドルを投じねばならない。既にカンボジア、フィリピン、中国における通信/電力事業に着手しており、フィリピンにおけるアルミ・ワイヤー・ロッド製造事業は始動、カンボジアにおける4000万米ドルの独立発電プラントは今年12月までに試運転を開始する。マレーシアではクダ州とジョホール州の工場におけるカテゴリー・ファイブと名付けられた超高速通信ケーブルの製造が4月にスタートする。同社は目下、光ファイバー・ケーブル、132kvXLPE/275kv/500kv電力ケーブルの海外における製造拡大を計画している。昨年の営業額は10億Mドルに達した模様で、今年は更に25%の成長が見込まれると言う。(STAR,NST,ST:2/1)
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