1996-02-02 ArtNo.4831
◆<星>伊藤忠/清水、リパブリック・プラザの30%権益売却
【シンガポール】シティー・デベロプメントLtd(CDL)はラッフルズ・プレースに開発中のリパブリック・プラザを所有する70%子会社CDLプロパティーズLtdの残りの30%の権益を伊藤忠(23%)及び清水建設(7%)から4708万Sドルで買い取った。
CDLの発表によると、今回の取引価格は平方フィート当たり1200Sドルに相当する。同社は来年完成予定のリパブリック・プラザ(66階/23階ターワー2棟と10階建てポディウム)を長期的投資対象と見ている。CDLプロパティーズは今月シティーコープ・インベストメント・バンク(S)によりアレンジされた2億8000万Sドルの担保付き固定金利債と4億2000万Sドルの譲渡可能中期貸付により合計7億Sドルを調達しており、内6億3000万Sドルをリパブリック・プラザ開発のために取り入れた借り入れの返済に、残りの7000万Sドルを建設費と運転資金に当てると言う。(ST,BT:2/1)
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