1996-02-01 ArtNo.4817
◆<馬>マルチメディア・コリドーは外国企業にも開放
【クアラルンプル】マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)はマルチメディアに関わる全ての外国企業に開放される。
マレーシア・マイクロエレクトロニクス・システム研究所(MIMOS)のモハド・アズマン・シャリフ所長は火曜(1/30)開幕した“マルチメディア・マレーシア96”の会場で以上のように語った。同氏によると、クアラルンプル・シティー・センター/新行政都市プトラジャヤ/スパン新首都空港を結ぶ幅15キロ、差し渡し40キロのMSCはマルチメディア産業に関わる創造性豊かな企業のために準備された舞台であり、外国企業に対しても何ら規制は存在しない。同コリドーは2年以内に完成する見通しと言う。
一方、展示会の開幕式を主宰したマハティール首相によれば、同コリドーに拠点を設ける外国企業には一般と同様の奨励措置が適応される。しかしスーパー・コリドーは決してマス・プロダクション投資を誘致するために設けられたものではなく、プロットタイプのデザインを手がけるような企業に適している。同コリドーに進出する多国籍企業は民間部門や政府部門と緊密な協力体制を組むことになると言う。(MBT,ST,BT,LZ:1/31)
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