1995-02-11 ArtNo.481
◆<比>ベンプレス、米・タイ企業とUS$6.5億通信事業合弁
【マニラ】向こう3年間に通信事業に6億5000万米ドルを投資する予定のベンプレス・ホールディングズは9日、米国のNynex Network Systems及びタイのテレコム・ホールディングズと新会社Bayan Telecommunications Holdingsを設立する合弁契約に調印した。
同契約の下、ロペス一族の持ち株会社ベンプレスが75%、パートナー2社が残りの25%を出資する。新会社はインターナショナル・コミュニケーションズ・コープ(ICC)、ラジオ・コミュニケーションズ・オブ・ザ・フィリピンズ、イースタン・バイサヤス・テレフォン、ナガ・テレフォンを含むベンプレス・グループの通信会社をその傘下に収める。この内ICCはマニラ市内の3地区とルソン島南部の6省に向こう3年間に30万回線の固定式電話を敷設する免許や国際電話ライセンスを保持する。この他、合弁会社は衛星通信ネットワークや全国的な音声・データ・ネットワークの構築を手掛けることになる。ベンプレスは、オーストラリアのテレストラ・コープがICCの40%権益買収計画を破棄した1カ月後の昨年9月に上記2社との提携計画を発表していた。(BT:2/10)
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