Back to previous page ►

1996-01-31　ArtNo.4808

【台北】台湾政府はスマトラ島北部のメダンに1500万米ドルを投じて70ｈａの工業パークを開発する方針を決めた。
台湾経済省傘下の国際経済協力開発基金(IECDF)スポークスマンによると、工事は5月にスタートする。台湾企業60社以上、2億米ドル以上の投資誘致が目指され、地元企業の誘致も図られる。既に7社が投資の意向を表明しており、これらの企業だけで全体の15％の土地が使用される。ＩＥＣＤＦは1500万米ドルの内の70％を拠出、残りは工業パーク開発に関心を抱く台湾投資家に出資を求める。工事は着工後15カ月で完成する。同計画は台湾企業の投資分散、取り分け中国投資の他所への分散を目指したものと言う。先週米国紙は3月23日の台湾大統領選挙後に中国が限定的な武力行使を準備していると報じたが、中国は同報道を否定していない。(BT,LZ:1/30)

Back to previous page ►