1996-01-27 ArtNo.4753
◆<星>コンパック、アジア太平洋売上28%アップ
【シンガポール】シンガポール拠点のコンパック・コンピューター・アジア・パシフィック(CCAP)の昨年の営業額は28%増加したものの、148億米ドル(36%増)のグループ総売り上げの10%を占めるには至らなかった。
ASEANにおける出荷台数と売上額は各55%と57%アップ、シンガポールでも34%と41%の伸びを見ており、ハイエンド製品の好調を裏付けている。市場調査会社インターナショナル・データ・コーポレーションによれば、コンパックはシンガポールでは17.2%の市場シェアを占め、地元メーカーIPCの12.5%、エイサーの9.6%を上回ったと言う。しかしアジア太平洋ビジネスは複数の問題に直面した。これらにはPC(パソコン)業界のマージン下降、中国再販業者のトラブル、ノート・ブックPC売上の不振が含まれる。米国調査会社IDCによれば、昨年の世界PC販売番付は、コンパックが580万台でトップ、次いでアップルの480万台、IBMが僅かの差で3位につけたと言う。(ST,BT,LZ:1/26)
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