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1996-01-25 ArtNo.4730
◆<馬>プロメット、マレーシア化通じ新ビジネス獲得目指す
【クアラルンプル】海事エンジニアリング会社プロメットBhdの新指導部は経営のマレーシア化を通じて今年は10億Mドルの国内契約獲得を目指す。
プロメットのソー・チーウェン重役(MD)は23日の記者会見の席上、国内における中核ビジネスの強化が新経営陣の主要な目標の1つであると指摘した。それによるとプロメットはこれまで国内でほとんど契約を獲得できなかったが、新経営陣の人脈を通じて、こうした状況は転換される。プロメットはマレーシアにおけるターンキー建造契約の獲得を目指しており、30日以内に重要発表を行う。ルム海軍工廠民営化計画へのグループの関与は周知のこととなっている。
マレーシア人が経営権を掌握しておらず、影響力を有するブミプトラ・パートナーも存在せぬことが、プロメットがこれまで国内における主要な契約を手にすることができなかった主因と見られてきたが、この日新指導部は、モハムド・ガ・サイド退役元空軍司令官を新会長に据えた取締役会の新陣容を発表した。同メンバーにはソー氏の他、リー・キートヒン(COO兼務)、ベネティー・チャン、イシャ・イスマイル、サイド・ハッサン・ナザリ・サイド・モハマド、リム・シュックコン、ホー・センチュアン、サレフディン・ハジ・カシム、ディック・グィーの諸氏が名を連ね、今月初め会長を辞任したブライアン・チャン氏は顧問に就任した。
プロメットは、また事業を新設の環境エンジニアリング部門を含む4つの中核ビジネス(海事エンジニアリング&ファブリケーション/インフラストラクチャー&シビル・コンストラクション/不動産開発・管理/投資事業)に再編するとともに、戦略的提携や政府支援プロジェクトへの参入を通じて国際的な事業展開を図り、域内の指導的な海事エンジニアリング、インフラプロジェクト企業となるとしいる。こうした目標実現に向け、目下ジャワの工場と、出資もしくは、協力協定の締結を目指す交渉を進めていると言う。(NST,MBT,ST,BT,LZ:1/24)
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