【香港】中国の国営貿易会社チャイナ・ナショナル・ケミカルズ・インポート・アンド・エクスポート・コープ(Sinochem)は新設子会社のSinochem Asia Holdings(SAH)を今年6月末までにシンガポール証取(SES)に上場させる計画だ。
Sinochem幹部が電話インタビューに応じたところによると、新会社はシンガポール、日本、タイ、韓国をカバーする貿易会社として機能する。SAHの資本金は約3000万米ドル、内30~40%が上場される予定で、最終決定は3月に下される。シンガポールのUOB(大華銀行)に上場準備を委ねており、同行は引受銀行も務める。Sinochem子会社が上場されるのは初めてのことで、既に北京の認可を取得、目下SESの承認を待っていると言う。(ST:1/24)