1996-01-23 ArtNo.4702
◆<馬>木材基礎工業領域の日本投資が今後拡大も
【クチン】木材基礎工業領域における日本投資が今後拡大する可能性がある。
日本大使館のワタナベPR顧問兼日本情報サービス局長が先週土曜に催されたメディア・スタディー・ツアーの間に語ったところによれば、目下日本企業はサラワク州における木材基礎工業プロジェクト25件に1億7900万Mドルを投資しており、同額はマレーシアにおける日本投資の23%に相当する。これらには大建工業がビントゥルに建設中の中密度ファイバーボード工場が含まれ、同工場は3月までに稼働する予定だ。こうした新規投資はサラワク州木材産業下流部門の発展に役立つものと見られる。サラワク州の対日丸太輸出は850万立米に縮小したが、その反面合板輸出は1985年の年間7700立米から52万3000立米に拡大した。国際熱帯木材機構(ITTO)は1990年にサラワク州に対して丸太輸出を年間920万立米に縮小するよう勧告した。ITTOやJAICA等、日本の多元的機関は木材関連下流部門の活動を支援する更に多額の資金を引き続き提供する見通しという。(NST,MBT,BT:1/22)
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