1996-01-23 ArtNo.4700
◆<馬>今年のVCR生産、世界生産の4分の1以上に
【シャー・アラム】マレーシアは4800万台と見積もられる今年のVCR(ビデオ・カセット・レコーダー)世界需要の4分の1以上を生産、世界第3位のVCR生産国になる見通しだ。
フィリップス&JVCの武藤重役(MD)がシャー・アラム工場におけるVCR1000万台製造記念式典の席上語ったところによると、フィリップス・マレーシアSdn BhdとJVCビデオ・マニュファクチュアリングSdn Bhdの対等出資で設立された同社は創業2年目の1993年からVCRの中枢技術部分とされるビデオ・ドラムの製造を開始、地元部品を基礎とした総合的垂直生産体制をほぼ完成した。昨年の生産台数は320万セットを数えた。一方、ラフィダ通産相が席上明らかにしたところによれば、マレーシア政府は1991年以来昨年11月までに19件、総額3億2090万MドルのVCR製造プロジェクトを認可しており、これらは大部分が日本、韓国、台湾、香港企業によるプロジェクトと言う。(NST:1/20,ST:1/22)
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