1996-01-23 ArtNo.4697
◆<馬>PPC、サイバー・タウン通信インフラにM$1700万
【クアラルンプル】PPC GLOMAC Sdn Bhdはクアラルンプル郊外に開発するバンダル・スリ・プルマイスリ・タウンシップを先端的通信インフラの完備したサイバー・タウンとするため、1700万Mドルを投資する。
プンビナアン・プンチャ・チュルガスSdn Bhd(PPC)のジェフリー・チュン・モーケン重役(共同MD)が先週末に催されたプラザ・ドゥウィタシの起工式後語ったところによると、クアラルンプル/スルンバン・ハイウェイに沿ってビナリアン社が敷設した光ファイバー・ケーブルにリンクすることにより提供される先端的通信サービスが同タウンシップの目玉となる。ビナリアンとの契約の下、タウンシップの商業及び住宅施設にはケーブルTV、エレクトロニク・バンキング、インターネット等のオン・ライン・ファシリティーが提供される。しかしビナリアンが通信サービスを独占する訳ではなく、テレコム・マレーシアも同時に通信ケーブルを敷設すると言う。
PPCとGLOMAC Sdn Bhdの合弁に成るPPC GLOMAC Sdn Bhdはクアラルンプル市長オフィスと合弁会社Dwitasik Sdn Bhdを設立、11億Mドルのバンダル・スリ・プルマイスリ・タウンシップの開発を進める。同タウンシップに建設される7360戸の住宅の70%は低・中コスト住宅/アパートで占められ、残りの30%はコンドミニアム1000戸とタウンハウス600戸から成る。中コスト住宅は1戸当たり9万Mドルから、タウンハウスは1戸当たり20万~22万Mドルで販売され、低コスト住宅を含む住宅の売上は13億Mドルと見積もられる。向こう7年間に5期に分けて進められるタウンシップ事業の第1期分のプラザ・ドゥウィタシは、5500万Mドルを投じて1.1312haの土地に建設され、5階建てポディウムと8階建てオフィス・タワー2棟から成る。(STAR:1/22)
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