【カトマンズ】内閣改造の噂が飛び交う中、KPシャルマ・オリ首相は、日曜(9月27日)、緊急閣議を召集した。会議は午後12時に予定されている。
スーリヤ・タパ首相報道官によると、閣議が定例会議の前日に緊急招集された理由は特にない。タパ氏は「具体的な議題は決まっていないが、首相にアシド・アタックに関する条例について話し合う意図がある可能性がある」と付言した。しかし、今回の緊急閣議は、党共同議長の間で閣僚ポストの追加や、いくつかのポストの変更に関して数ラウンドの討議がなされていると言う報道がなされる中で招集された。党内のパワーバランス問題に対処するために、変更が検討されている。
ダハル(共同党首)が党内問題を担当する間、オリ首相は残りの在職期間統治を担当すると言う合意がなされた後、両首脳間の亀裂は最近ある程度修復されていた。様々な党内案件が、2つの対立する派閥の長年の敵意のために、長い間人質にされて来た。一時は、分裂の脅威が高まったが、一連の協議後、取り分け内部紛争を解決する特別タスクフォースが組織された後、内紛は収束した。閣議は月曜と木曜に定期開催されて来たが、首相は今回、前日に招集すると言う異例の措置をとった。
○ネパール移民労働者2万2千人がインドに向け出国
【ネパールガンジ】ネパールガンジのジャマナハ地域警察署のSIビシュヌ・ギリ氏は、過去4週間に約2万2000人のネパール人がネパールガンジ国境を越えてインドに赴いたと語った。
ネパール人たちは、長期にわたる封鎖と新型コロナの恐怖で生計を維持するのが困難になったと言って、インドに向かった。これらの移民労働者は封鎖が始まった後に帰国した。
SIギリ氏によると、9月15日までに合計7万5048人の移民労働者がネパールガンジ国境を越えてネパールに戻った。同時に約4万人のインド人が国境を越えて帰国した。ギリ氏は、(インドの)配給カードを所持するネパール人がインドに戻り始めたと語った。ギリ氏は「ロックダウンでやりくりがつかなくなったネパール人が、インドに戻り始めた」と付言した。ネパールとインド国境における人の移動は、推薦状と身分証明書に基づいて許可されると言う。
インドがネパールガンジ国境検問所におけるネパール人の入国審査を厳しくした後、インドの身分証明書を持たない多くの人々がカイラリのトリナガル国境検問所を経由してインドに行き始めた。主にダン、バンケ、バルディヤ、ジャジャルコット、スルケート、ダイレク、ジュムラ、サリアン、ルクム、カリコート出身のネパール人がインドに出稼ぎに行く。
【ニュースソース】
PM Oli summons cabinet meeting a day in advance
Cabinet meeting underway in Baluwatar
Oli-Dahal hold talks in Baluwatar ahead of ’emergency’ cabinet meeting
22,000 Nepali migrant workers leave for India
○世界は一つ: