【ダッカ】シェイク・ハシナ首相は9月28日、AKアブドゥル・モメン外相に、帰国した在外居住者を海外の職場に送り返すための包括的報告を行うよう求めた。首相はオンラインで催された週間定例閣議の席上、以上の指示を行った。
カンデカール・アンワルル・イスラム内閣官房長官は閣議後の記者会見し次のように語った。新コロナウィルスの流行に伴い、今年は約14万1000人の在外居住者が帰国した。バングラデシュの労働者には、ウズベキスタンやカザフスタンのような潜在的な雇用マーカーがいくつか存在する。閣議前に配布された資料によると、今年は合計14万1046人のバングラデシュ人労働者が帰国し、うち8万8586人は査証も旅行用パスポートも保持していなかった。官房長官は、約1000万人のバングラデシュ国民が海外に居住しており、その内のかなりの数が定期的に帰国しているため、帰国者数はバングラデシュにとって憂慮すべきものではないと付言した。アンワルル氏によると、新型コロナのパンデミックにかかわらず、昨年(2019-20年)の送金流入額は182億1000万米ドルと、前年度比9.6%増加した。
○リージェントグループのモハマド・シャヘド会長、武器事件で終身刑
【ダッカ】リージェントグループのモハマド・シャヘド会長は9月28日、武器事件で終身刑を宣告された。
判決に先だって、76件以上の事件で告発された被告は、厳重な警戒の中で出廷した。シャヘドはまた弾丸所持で7年の懲役が科されたが、両刑罰は同時に執行されると裁判官は述べた。
シャヘド被告は7月15日、インド西ベンガル州国境沿いのサトキラからボートで逃走を図った際に逮捕された。刑事警察チームが7月19日ダッカ市内ウッタラパシム地区11丁目の家の前でシャヘド被告の自家用車を発見した。その後、この車から弾丸とピストルを押収、武器法に基づきウッタラパシム警察署に提訴した。
これに先だってダッカの別の裁判所は2010年8月18日、不良小切手案件でシャヘド被告に被告人欠席のまま禁固6ヶ月、罰金530万タカを判決していた。
【ニュースソース】
Place detailed report on returnees
Shahed gets life term in arms case
○世界は一つ: