【ムンバイ】農業法案をめぐってシロマニ・アカリ・ダル(SAD:Shiromani Akali Dal)が全国民主連盟(NDA:National Democratic Alliance)を脱退する中、シバ軍団(Shiv Sena)は9月28日、インド人民党(BJP)主導のNDA本当に存在するのか、連盟に参加しているのは誰かと疑問を呈した。
シバ軍団の機関紙『サーマナ(Saamana)』の社説は、「NDAの『最後の支柱』SADがNDAとの関係を断つのを止められなかったのは驚きだ」と指摘した。社説は、「バダル(パーカッシュ・シン・バダル:SADのパトロン)グループが去った時、彼らを止めようとしなかった。それ以前に、シバ軍団もNDAを去った。両党が脱退した今、NDAには何が残っているのか?まだそこにいる者たちは、ヒンドゥトヴァ(ヒンドゥー性)と何の関わりがあるのか?パンジャブ州とマハラシュトラ州は男らしさを表しており、SADとシバ軍団はその男らしさの顔だ。今や、ある者はこのベンチャーに 『ラムラム(adieuさいなら)』と言っているので、2頭のライオン(SDAとシバ軍団)を失ったNDAにはラム(ラーマ神)は残っていない」と述べている。
SDAは、農業法案が国会を通過した問題をめぐり9月26日にNDAを脱退した。SDAは、シバ軍団とテルグ・デサム党(TDP:Telugu Desam Party)に続いて、最近、NDAから脱退した3番目の主要政党だ。シバ軍団は昨年、マハラシュトラ州首席大臣のポストを交代で務めることをめぐりBJPと対立し、NDAを退出した。
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シバ軍団は、その率いるマハラシュトラ州政府においては、国民会議党(NCP:Nationalist Congress Party)および国民会議派(INC:Indian National Congress)と良好な関係を築いており、5年の任期を満了すると述べている。
○NDAは名ばかり ...首相が会議を招集したためしはない:SAD党首
【チャンディガル】インド人民党(BJP)との関係を断ち切った翌日の9月27日、シロマニ・アカリ・ダル(SAD:Shiromani Akali Dal)のスクビル・シン・バダル総裁は、「ナレンドラ・モディ主導の全国民主連盟(NDA:National Democratic Alliance)は信頼を失い、今や名目的連盟に過ぎない」と語った。
バダル氏はインディアン・エクスプレス紙に「過去7、8、10年と言うもの、NDAとは名ばかりで、中身は何もない。話し合いも、計画も、会議もない。過去10年間に、首相がNDAメンバーを昼食に招き、彼らが何を考えているか語った日を覚えていない。父はNDAの創設メンバーだった…我々がNDAを創設したのに、残念ながらNDAはもう存在しない。」と語った。
州政府が州全体をプリンシパル・マーケット・ヤードとして宣言することを検討しているという報道に関して、スクビル氏は、「我々が提案したように、州全体をプリンシパル・マーケット・ヤードとするのがよいだろう。我々は農民の側に立っている。我々の関心はゲームをすることではない。彼ら(国民会議派の州政府)が我々が正しいと思うことをしないなら、我々が権力を握った時にそれをする。」と語った。
パンジャブ州『農産品流通委員会法[APMC(Agricultural Produce Market Committee) Act]』の下、パンジャブ市場局(PMB:Punjab Mandi Board)が管理する以下の3種類の市場が存在する。1)プリンシパル・マーケット・ヤード、2)サブ・ヤード、3)パーチェス・センター。
専門家によると、州全体を『プリンシパル・マーケット・ヤード』に指定すると言うことは、PMBヤードの外側の譬え民間交易地域で取引された農産品であっても同率の税金が課されることを意味すると言う。
【ニュースソース】
'What is left of NDA after Akali Dal, Shiv Sena exit?'
Akalis quit NDA, say Centre ignored farmers’ sentiments
Shiromani Akali Dal snapped ties with NDA 'out of compulsion': Sukhdev Dhindsa
NDA only in name…no meeting called by PM all these years: Sukhbir
Explained: Can Punjab declare the entire state ‘Principal Market Yard’? What are the implications?
○世界は一つ: