【ダッカ】バングラデシュの外貨準備は、コロナウイルス危機の最中に、史上最高の390億4000万ドルを記録した。
中央銀行バングラデシュ・バンク高官は9月1日、バングラデシュ統計局(BSS:Bangladesh Bureau of Statistics)に対し、海外からの送金と開発パートナーの援助の流入により外貨準備が390億4000万米ドルに達したと語った。これ以前の最高額は371億8000万米ドルで、去る7月29日に記録された。同官員は、海外からの送金が準備金を最高額に引き上げた主因と語った。
2019-20会計年度のインバウンド送金は、政府の2%のインセンティブ・スキームのおかげで、10.97%成長し182億1000万米ドルに達した。バングラデシュの移民労働者は、2020-21会計年度7月に、祖国に対して過去最高の送金を行った。彼らは新年度の最初の月に月次記録の26億米ドルを送金した。同額は2019年7月を約63%上回った。
○8月のインフレ率5.68%
【ダッカ】9月1日発表された公式統計によれば、8月のインフレ率は食品の値上がりに牽引され5.68%と15ベーシスポイント上昇した。
バングラデシュ統計局(BSS:Bangladesh Bureau of Statistics)の発表によれば、7月の平均消費者物価指数は5.53%だった。
農村部のインフレはやはり食品の値上がりで17ベーシスポイント上昇し5.6%だった。食品インフレ率は6.09%と42ベイシスポイント上昇した。非食品インフレ率は28ベーシスポイント下降し4.7%だった。
都市部のインフレは、9ベーシスポイント上昇して5.81%だった。食品インフレは30ベーシスポイント上昇し6.06%、非食品インフレは17ベーシスポイント低下し5.51%だった。
【ニュースソース】
Forex reserves hit record high over $39 billion
Remittance keeps rising despite pandemic headwinds
Inflation hits 5.68% in August
Inflation ticks up in August
○世界は一つ: