【ニューデリー】ニューデリーと北京は、過去45年来初めて『実効支配線(LAC:line of actual control)』で生じた発砲事件の翌日、モスクワで予定されているインドのスブラマニヤム・ジャイシャンカル外相と中国の王毅外相兼国務委員の会談に先立って、緊張を緩和すべくホットライン外交を展開した。
月曜日(8月31日)の事件は、5月初めに国境対峙が始まり、6月15日に20人のインド兵と不特定多数の中国人犠牲者を出した激しい衝突の4カ月後に発生した。
インディアン・エクスプレスによれば、最初の銃声が生じた後、デリーと北京の外交官たちは、月曜日の夕方から互いに連絡を取り合っていた。特別代表レベルの会談も、近日中に行われる見通しだ。