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2020-09-10　ArtNo.46862

【ニューデリー】数年前まで世界で最も急成長していた大規模経済体、インドの経済は２０２０年４月から６月の間に２３．９％縮小した。１９９６年に四半期ごとの測定を開始して以来最悪で、おそらく１９８０年以来の初めてのマイナス成長。加えてほとんどのアナリストが予想していたものよりも一層深刻だった。インド経済は絶対価格では２２四半期前、つまりナレンドラ・モディ政権誕生前の規模に戻った。
　統計局が８月３１日日に発表したデータによると、低調な政府支出がGDPの下降を加速させるにつれて、２つの成長エンジン、個人消費と投資が大幅に縮小した。 供給面では、農業のみが成長を維持、工業部門は４０％の落ち込みを見た。
　この国の農業生産は、実質ベースでは第１四半期に三四半期連続してGDP全体よりも高い速度で成長、 インフレを考慮しない名目ベースでは、五四半期連続してGDP全体よりも速い速度で成長した。農業、林業、漁業の総付加価値(GVA)は、2020年4月から6月にかけて前年同期に比べ一定価格で3.4％増加した。これは、同四半期の産業全体の実質GVAが前年比22.8％減少したのと対照的だった。 GVAとは基本的に、商品とサービスに対するすべての間接税と補助金を控除したGDPのこと。
　コビッド１９後のインドのマクロ経済シナリオは、経済活動の深刻な収縮を表している。我国が直面する課題は、多くの点で前例のないものだ。依然として犠牲者を増大させているパンデミックに伴う不確実性が一層暗雲を立ち込めさせばかりか、国内に引けをとらない悲惨な地球規模のシナリオに鑑み、インドは長期戦に備えねばならない。投資と消費の崩壊は、成長の甚大な収縮をもたらした。政府はV字回復を期待しているが、V字回復は難しい注文だ。

【ニュースソース】

First economic contraction in 4 decades: India GDP shrinks 23.9% in Q1FY21

GDP contracts by record 23.9% in Q1

Q1 GDP shocker shows India must brace itself for a long grind

India GDP growth contracts 23.9%: What is the economics behind the math?

At -23.9% in Q1, worst-ever GDP contraction as lockdown bites

India's recovery to take time after economy shrinks 24% in June quarter

Only farm sector output sees growth, outpaces overall GDP for 3rd straight qtr

Agriculture clocks growth rate of 3.4% in Q1 despite GDP contraction

India's GDP shrinks to 2014 level when PM Narendra Modi took reins

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