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2020-08-03 ArtNo.46853
◆オリ、首相および党共同主席職の辞任を拒否




【カトマンズ】与党ネパール共産党(NCP:Nepal Communist Party)書記局は7月18日当地で重要会議を催したが、シャルマ・オリ党共同主席兼首相ともう一人の共同主席プシュパ・カマル・ダハル氏に及び上級幹部マーダブ・クマール・ネパール氏に率いられるライバル派閥の意見の相違を調整することに失敗した。
 NCP書記局の9人のメンバーの一人でもある党スポークスパーソンのナラヤン・カジ・シュレスタ氏はヒマラヤン・タイムズ紙に「今日の会議は党内問題を打開するには至らなかった」と語った。
 NCPは、ダハル/ネパール派が首相に、首相職もしくは党主席のポストを辞するよう圧力をかけたのに対し、オリ首相が2つのポストのいずれも辞任することを拒否したため、派閥抗争に悩まされている。
 常任委員会のメンバーが肝をつぶしたのは、6月の常任委員会の初日にスピーチしたオリ首相は、ちょっと会議に顔を出しただけで会議をスキップもしくは、退席した。
 書記局、常務委員会、中央委員会のすべての党組織で少数派になったオリ首相は最近、インドが彼を失脚させる陰謀を企てたと非難した。彼は常務委員会の過半数のメンバーが党の指示を無視したことを理由に辞任を求めた際、この発言をした。

○両党共同主席、大統領に面会




 ネパール共産党(NCP:Nepal Communist Party)の共同主席を務めるKPシャルマ・オリ首相とプシュパ・カマル・ダハル氏はこの日の党書記局会議に続いて夜半に、ビドヤ・デビ・バンダリ大統領に面会するため彼女の公邸に赴いた。
 大統領を訪問する背後の動機は依然推量されている。 二人のNCP共同主席の突然の大統領との会合は、ネパールの今日の政局を巡る進行中の不確実性をさらに深めた。

○対印対中関係




 ダハル氏に近い筋によると、ダハル氏とネパール氏はオリ首相に対して、首相が最近、外交的および政治的論争を招いたことを、辞任すべき理由として掲げたと言う。
 消息筋は詳しい論争の内容を明らかにしなかったが、首相は月曜『ラーマ神の生誕地アヨディヤはネパールのパルサ地区のトリにある』と語り、彼自身の党指導者バムデフ・ゴータム氏を含む市民社会や党のメンバーの怒りを買い、ゴータム氏は根拠のない発言をしたことを公に謝罪するよう求めた。
 数日前、オリ首相はまた、インドの国家機構全体が、ネパールの紋章にリンピダーラ、リプレク、カラパニ地区を加えたことを理由に、彼を退陣に追い込む陰謀を巡らしていると語った。
 消息筋によると、ダハル氏とネパール氏はまたオリ首相に、選挙マニフェストの公約を果たすためにも首相を辞任しなければならないと語ったと言う。
 今月(7月)初め、中国のネパール駐在大使侯艶琪(Hou Yanqi)女史が、マーダブ・クマール・ネパール氏と異例かつ時宜に適さぬ(unusual and untimely)会談を行い国内各方面の関心を呼んだ。艶琪女史は別のNCP幹部ジャラ・ナス・カナル氏とも面会したため、NCP党内における中国の利害に対する一層の憶測を呼んだ。その後、艶琪女史はNCPの他の多くの上級幹部と共にNCP共同主席プシュパ・カマル・ダハル元首相に面会したことが明るみに出た。

【ニュースソース】

Oli refuses to quit as PM, party co-chair

NCP co-chair Dahal, senior leader Nepal ask PM Oli to resign for courting controversy, Oli refuses

NCP co-chairs Oli and Dahal visit Prez Bhandari after secretariat meeting

Oli-Dahal talks hit a deadlock for the eighth time in a row

Madhav Nepal joins Oli-Dahal in Baluwatar talks on Thursday

○世界は一つ:

SEAnewsは、人種/宗教/思想相違を乗り越えた一つの世界の実現を目指します。


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