1996-01-22 ArtNo.4685
◆<馬>加企業SNCラバリン、M$50億LRT契約獲得目指す
【クアラルンプル】カナダ拠点のエンジニアリング/建設会社SNCラバリン・インターナショナル・インク(SNC-LII)は向こう4~5年間に実行される20億米ドル(M$51.4億)相当の軽便鉄道プロジェクトの契約獲得を狙っている。
SNC-LIIのニコラス・リー東南アジア担当副社長が19日語ったところによると、ジョホール・バルからシャーアラム及びマラッカに至るLRT路線やクラン・バリーを起点とする支線の建設請負契約に入札する計画で、既にレノン・グループと同問題を協議している。スバン・バリー・デポとゴンバ・ターミナルを結ぶ29キロのLRT2の開発を請け負ったレノン・グループは、内フェーズ1の建設をボンバーディア/SNCラバリン・コンソーシアムに3億7900万Cドルで発注している。
SNC-LIIはこの日、G.T.M.I(M)Sdn Bhdと合弁で、LRT2のトンネル工事を4500万Cドルで受注した。G.T.M.I(M)Sdn Bhdはフランス企業Dumez-GTSの子会社。またSNC-LIIはタイム・サラム・エンジニアリングSdn BhdからLRT2の軌道工事を受注した。リー氏によると同社はこの他水力発電事業にも関心を寄せていると言う。(STAR:1/20)
|