【イスラマバード】『公共部門開発プログラム(PSDP: Public Sector Development Programme)』は、2020-21年度、一時ゲームチェーンジャーと称された『中国パキスタン経済回廊(CPEC:China Pakistan Economic Corridor)』事業に約210億ルピーを割り当てている。
PSDPは、CPEC下のいくつかの主要道路および鉄道プロジェクト以外、目立った資金割り当てを行っていない。パキスタンの産業や経済の成長を牽引するものとして喧伝されたCEPC下の複数の工業地帯開発プロジェクトに対する予算の割り当ても言及されていない。
最も目を引くのは、CPEC西回廊のホブ/クチャックラック間道路の建設で、100億ルピーが割り当てられている。予算割り当てを得たその他の主要プロジェクトは次の通り。60億ルピー:CPECのフェーズ1に基づくパキスタン鉄道の既存のメインライン1(ML-I)のグレードアップとハヴェリア近くのドライポートの建設(2018-22)、25億ルピー:カラコルムハイウェイフェーズIIハベリアン/タコット間の建設(118.057 KM)、5億ルピー:CPEC光ファイバーを通じた中核ネットワークの強化と『パキスタン教育研究ネットワーク(PERN: Pakistan Education and Research Network)』の拡張(パキスタン高等教育委員会への補助)、7億ルピー:グプダルに海水淡水化プラント建設、10億ルピー:ノクンディ/マシュケル間の道路建設等。
【ニュースソース】
Game changer CPEC gets Rs21 bn for 2020-21
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