【ニューデリー】インド外務省のハーシュ・バーダン・シュリングラ次官は3月11日、インドはバングラデシュに救急車150台を供与すると語った。
シュリングラ次官は、ニューデリー市内の迎賓館ハイデラバードハウスでバングラデシュからの20人のメディア代表団を迎えて催された昼食会の席上、同消息を明らかにした。救急車の寄贈について、シュリングラ次官は、「これはナレンドラ・モディ首相からの贈り物で、追って首相自身が正式な発表を行う」と語った。
それによると、150台の救急車のうち、100台は来る3月17日の国父バンガバンドゥ・シェイク・ムジブル・ラーマン生誕百周年記念式典に合わせて、また残りの50台はバングラデシュとインドの二国間関係を記念して、それぞれ提供される。これらはただの救急車ではなく、外傷を負った者が専用の番号で最寄りの救急車に直ちにアクセスできるよう設定されたシステムでもある。同次官は「これは、より多くの人と人との接触を促進する人中心のアイデアでもある」と付言した。
コロナウイルス発生に伴う世界情勢の変化により、3月17日にナショナル・パレード・グラウンドで予定されていた生誕百周年行事の開幕式は延期され、後日催されることになった。
この決定はシェイク・ハシナ首相と妹のシェイク・レハナ女史臨席の下に日曜日にガノババン宮殿で催された『国父バンガバンドゥ・シェイク・ムジブル・ラーマン生誕百周年全国実行委員会』の会議の席で下された。
インド外務省は月曜、プログラム·スケジュールの変更に伴い3月17日に予定されていたナレンドラ・モディ首相のバングラデシュ訪問の延期を確認した。
シュリングラ次官によると、モディ首相は3月17日、テレビ会議を通じて、国父ラーマンの生誕100周年記念式典に参加する。
【ニュースソース】
Modi to have ‘virtual presence’ in Bangabandhu’s birth centenary celebrations
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