【ジャイプール】国民会議派幹部のシャシ・タラー氏は、もし『市民権修正法(CAA:Citizenship Amendment Act)』が『国民人口登録(NPR:National Population Register)』と『国民登録(NRC:National Register of Citizens)』の施行につながるなら、パキスタン建国の父ムハンマド・アリー・ジンナーが勝利したことになると指摘した。
タラー氏は、「異論の多いCAAが施行されることによりパキスタンの国父ジンナーの『一つの国家』の理想がインドで実現されようとしている」と述べるとともに、「しかしなお選択の余地がある」と強調した。彼は日曜日に催された『ジャイプール文学祭』の会場で「ジンナーの完勝とは言わないが、彼は得点している。しかしインドの国民はジンナーの国家観とガンジーの国家観のどちらを選ぶか、まだ選択の余地がある」と指摘した。