SEAnews 1996-01-20 ArtNo.4667

【ミリ】サラワク州におけるものとしてはこれまで最大の埋立工事入札が来月募集される。これはミリ川河口に125ｈａの埋立地を造成し、ミリを国際クラスのコースタル・シティー・リゾートに変身させる州政府の構想に基ずくもので、埋め立て地にはマリーナ・パークが開発される。
シティー・リゾート・プロジェクトを進めるコンソーシアムを率いるサムリング・ストラテジク・コープSdn Bhdとサラワク土地管理開発局(LCDA)は入札資格審査のための申請受け付けを既に開始している。同プロジェクトの請負を希望する内外の業者、あるいは合弁チームは来月初めまでに関係書類をサムリング社に提出せねばならない。合弁チームの場合は合弁契約に関わる書類も合わせて提出する必要がある。工事には600万立米の土砂による埋立、40万立米の岩石による護岸工事が含まれる。
一方、マリーン・パークには各種娯楽施設、ホテル1軒、遊歩道、カルチュラル・ショー・センター等が設けられ、全工事は向こう10年間に数期に分けて進められると言う。(STAR:1/19)