【ダッカ】バングラデシュ民族主義党(BNP:Bangladesh Nationalist Party)副議長のハフィズ・ウディン・アーメド退役少佐は11月28日、別のBNP指導者カイルル・カビール・ホコン氏が逮捕された数時間後、高等裁判所の敷地内で逮捕された。
ダッカ警視庁ラムナ・ゾーンのシェイク・M・シャミム警視監(assistant commissioner)がメディアに語ったところによると、ハフィズ退役少佐は、11月26日に高裁敷地内で警察の公務執行を妨害し、車両に損害を与えた廉で逮捕された。
この他、BNP青年部ジャティヤタバディ・ジュボ・ダル(Nationalist youth group)のダッカ・メトロポリタ南オフィス職員のマンジュ氏とインド農民党(Bhartiya Krishak Dal)中央オフィス職員のファルーク氏もナヤ・パルタン地区で午前11時45分頃逮捕された。
当局はさらに、民族主義自由戦士(JMD:Jatiyatabadi Muktijoddha Dal)のイシュティアク・アジズ・ウルファト議長を、11月27日早朝、ハズラトシャハラル国際空港で同じ容疑で逮捕した。
BNPとその前衛組織は11月26日、高等裁判所周辺においてデモを行い、投獄された同党のカレダ・ジア議長の釈放を要求、BNP党員と警察の間で追いつ追われつの激闘が行われた。警官隊は、デモ隊を解散させるため催涙ガス弾を発射、デモ隊は警官めがけて投石し、応戦した。
○集会許可は求めず、通知するのみ:BNP書記長
【タクルガオン】バングラデシュ民族主義党(BNP:Bangladesh Nationalist Party)のミルザ・ファクル・イスラム・アラムギル書記長は11月26日、同党は会議を開催する許可を求めず、当局に通知するだけだと語った。
BNP書記長によると、スフラワディ公園(ラムナ競馬場)で集会を催すには公共事業局(PWD)の許可が必要で、路上で催すには警察の許可を得ねばならない。政府は許可に先だって様々な口実を設け、土壇場で同意を与える。如何なる集会にしろその後で成功させるのは非常に難しいと言う。
○最高裁、カレダ・ジア前首相の保釈申請を12月5日に裁定
【ダッカ】最高裁判所上訴廷は、バングラデシュ民族主義党(BNP:Bangladesh Nationalist Party)のカレダ・ジア議長の『ジア慈善信託基金(Zia Charitable Trust)汚職事件』を巡る保釈申請の審理を12月5日に行うと裁定した。裁判所はまた、カレダ・ジアBNP議長の治療のために組織された医療委員会に、12月5日に健康報告書を提出するよう求めた。
特別裁判所は同汚職事件を巡り昨年10月29日、BNPチーフと他の3人に禁固7年を判決した。彼らは、慈善信託基金のために権力を濫用、未知のソースから資金を調達したとして告発された。この信託基金の名は、カレダ・ジア議長の夫のジアウル・ラフマン前大統領にちなんで付けられた。ジア大統領は1981年に暗殺された。カレダ・ジア前首相は、現職シェイク・ハシナ首相の不倶戴天の政敵とされる。
【ニュースソース】
BNP leader Hafiz detained
BNP doesn’t seek permission, only informs authorities: Fakhrul
The full court of the Appellate Division fixed the date on Thursday
Khaleda's bail hearing Thursday
Zia Charitable graft case: Khaleda seeks bail
○世界は一つ:
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