1996-01-19 ArtNo.4653
◆<馬>ICL(M)、組織再編し顧客ベース拡大目指す
【クアラルンプル】英国拠点のインターナショナル・コンピューター・リミテッド(ICL)の子会社、ICL(M)Sdn Bhdは既存ビジネスと新ビジネスの拡大を通じて顧客ベースを拡大するため、組織の再編を進めている。
ユニバーシティー・マレーシアから財務担当重役として3年前にICL(M)入りしたモリー・ロー女史が1月1日付けでローリー・ナイト氏に代わりマネージング・ディレクター(MD)に就任、また8年間にわたりICL(M)のMDを務めた後、会長に就任したモハマド・カマル氏が改めてフル・タイムのエグゼクティブ・チェアーマンを務めることになった。ロー女史によるとICL(M)はセールス/マーケッティング/顧客サポート・サービスの他、外国パートナーとの提携関係を強化し、新ビジネス領域を開発、特に顧客ベースの拡大を図る。このため目下新人のリクルートに乗り出している。
またモハマド会長によると、PC(パソコン)部門が独立したため、伝統的なメインフレーム・システムの統合/専門サービスに再び力が入れられる。同部門は再度同社の利益に貢献するものと期待され、またサーバーやコミュニケーション部門の貢献も一層拡大する見通しという。(コンピュータイムズ:1/18)
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