1996-01-18 ArtNo.4641
◆<馬>リーティエン、テレコム関連会社をM$7千万で買収
【シンガポール】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場のリー・ティエン・ホールディングズBhdは、電気通信業界向けに設備機器やサービスを供給しているコンソーシアム・ジャヤSdn Bhd(KJSB)の70%の権益を7000万Mドルで買収した。
リーティエンの40%のシェアを握るシンガポール証取(SES)上場のアクマLtdが16日発表したところによると、買収価格はクーパーズ&レイブランドが算定したKJSBの1億~1億500万Mドルの評価価格に基づくもので、取引完了後売り手のラマット・ハルン氏のリーティエン持ち株比率は20.3%から33%以上にアップする。同氏はこれに伴いリー・ティエンの他の株主に対して公開買付を提案する。ラマット氏はKJSBが向こう3年間に7000万Mドルの利益を上げることを保証している。同氏はまたリー・ティエンのマネージング・ディレクターに就任する。KJSBの1994年度売上は980万Mドル、純益は51万7000Mドルだが、今年度は1億1320万Mドルの売上と3610万Mドルの税引き前利益を見込んでいる。リーティエンは今回の取引を通じてブミプトラ企業のステータスを認められ、このことも今後の同社の業績にプラスになる見通しという。(BT:1/17)
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