1995-02-10 ArtNo.464
◆<馬>ロード・ビルダー、反対運動の中でタウン開発実行決定
【クアラルンプル】ロード・ビルダー(M)ホールディングズBhd(RBH)は8日の特別総会でヌグリ・スンビラン州スルンバン市近郊におけるニュー・タウン開発事業を計画通り実行する方針を決めた。
この日は、経営陣との会談を拒絶された天然ゴム栽培農民らが会場となったシャングリラ・ホテルを取り囲む中で特別総会が催されたが、RBHのアフマド・リタウディン会長は会議後記者会見し、農民との交渉は州政府の管轄事項で、同社としては契約に基づき土地の収用コストを支払うだけであると述べ、農民らが同ブロジェクトの35%のシェアを要求している問題に関してはコメントを避けた。計画ではRBHと州政府は70:30の出資率でスルンバン・ツーSdn Bhdを設立、2004年の完成を目処に3期に分けてバンダル・バル・スルンバンと名付けられたニュータウンを開発する。各工期の開発コストは6億Mドル、6億2500万Mドル、7億700万Mドルで、全プロジェクトの営業収入は24億4000万Mドル、税引き前利益は5億700万Mドルと見積もられる。同事業はRBHにとって土木・建設・インフラ事業以外の領域への業務多角化の一環で、同社はこの他国内における林業、中国における建設市場の開拓等を計画していると言う。(NST,MBT:2/9)
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