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2018-08-16 ArtNo.46322
◆敬愛されるCEOが告発される時




【ニューデリー】一企業の最高経営者(CEO)が、取締役会の尊崇を受けているとすれば、それなりの理由があるだろう。それは所謂5C、コンピテンシー(能力)、クラン(血統)、コネクション(縁故)、カリスマ、あるいはそれらのコンビネーションの一つかも知れず、珍しいことではない。
 とは言え、取締役会にとって、この種の敬愛されるCEOにどのように接するかは、ある種の挑戦ではある。もしCEOが神聖化され、加えて別の神官の呪縛を受けていたりするなら、極めてやっかいだ。アステカは神官ウィツィロポチトリ(Huitzilopochtli)の呪いによりメキシコを失い、ラスプーチンの呪縛を受けた皇帝ニコライは帝政ロシアを滅亡に導いた....、そうそう化粧品会社ロレアル創業者の相続人リリアンヌ・ベタンクール女史もフランソワ=マリー・バニエの呪縛を受けていたようだ。

○コックハーCEO案件はビジネスに悪影響:ICICI Bank




【ムンバイ】インドの大手民間銀行ICICI Bankは、米国の市場規制当局証券取引委員会(SEC)に提出した報告書の中でチャンダ・コックハー専務取締役(MD)兼最高経営者(CEO)に対する告発は、ビジネスに悪影響を及ぼす恐れがある述べている。
 コックハー女史は、ビデオコン・グループに対する融資を巡り、利益相反と収賄の嫌疑を受けており、過去1年間に管理弛緩に関する3件の内部告発を受けた同行取締役会は、2番目の内部告発を受けた後、B.N.スリクリシュナ元最高裁判所判事にコックハー女史の利益相反案件の調査を依頼した。コックハー女史は同調査が終了するまで休暇をとっている。
 同行は今月初め米SECの調査下に置かれたが、インド証券取引委員会(SEBI)は今年5月にコックハー女史と同行に釈明を求めていた。中央調査局(CBI)も、同行の役員や職員を含む様々な個人および企業に対する予備調査を開始した。

○ミストリー氏、タタ・サンズ解任問題を会社法上訴廷に提訴




【ムンバイ】タタ・サンズ会長解任に対する不服申し立てを国家会社法裁判所(NCLT:National Company Law Tribunal)により棄却されたサイラス・ミストリー氏は8月3日、国家会社法上訴裁判所(NCLAT:National Company Law Appellate Tribunal)に上訴した。
 ミストリー氏の弁護人は、「今日、我々は控訴を申請した」と述べた。同案件がいつ審理に付されるかについて、弁護人は「今のところ決まっていない」と語った。
 会社法裁判所ムンバイ支所は、7月9日、タタ・サンズ会長解任に対する異議および同措置がラタン・タタ氏と取締役会の職権濫用に他ならないとするミストリー氏の訴えを棄却した。
 タタ・サンズの第6代会長だったミストリー氏は2016年10月に解任された。ミストリー氏はラタン・タタ氏が退任を発表した後、2012年に会長に就任していた。ミストリー氏の解任後、同氏のファミリー企業Cyrus Investments Pvt LtdとSterling Investments Corpは、少数株主としてタタ・サンズ及びランタン・タタ氏他複数の取締役会メンバーを相手取り、NCLTに提訴していた。
 ミストリー氏は、その訴状の中で、彼の解任は会社法に基づいておらず、またタタ・サンズ社には職権濫用が蔓延していると主張していた。同氏はまた、タタ・トラストのラタン・タタ会長とN.スーダワーラ理事がグループ企業の日常業務を妨害し、シャドー・ディレクターを務め、グループに多大な損害を与えていると述べていた。
 タタ・グループはこうした訴えを否定し、ミストリー氏の解任はひとえに彼が取締役会の信任を失ったからに他ならないと主張していた。

【ニュースソース】

When a 'revered' CEO is accused

Allegations against CEO Chanda Kochhar can affect business: ICICI Bank

Mistry approaches NCLAT against his removal from Tata Sons

○世界は一つ:




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