【ニューデリー】ニューデリー政策研究学会(Society for Policy Studies)のC.ウダイ・バスカー理事によると、インドとイスラエルの関係は、第二次大戦後の両国の誕生以来、それぞれ波瀾万丈の航路を辿って来たが、両者に共通する関心領域から見て今後はプラグマチックな関係を築いて行こうとしているようだ。
ネタニヤフ首相の今回の訪印は、ナレンドラ・モディ首相が2017年7月にインドの首相として初めてイスラエルを訪問したことに対する返礼である。モディ首相のイスラエル訪問に際して示された、両首脳の相性の良さは、日曜に到着したネタニヤフ首相をモディ首相が自ら空港に出迎えたことにより再度確認された。両首脳は、イスラム原理主義やテロリズムに対する強硬な政治的姿勢等、多くのケミストリーを共有している。