【ジャイプール】ラジャスタン州では2月1日、州議会1議席(マンダルガル区)と国会下院2議席(アジマー区とアルワル区)を巡り華々しい補欠選挙戦が行われたが、国民会議派がインド人民党(BJP)からこれら3議席全てを奪取、戦勝ムードに沸いた。
これら3議席はいずれもBJPが保持していたもので、この結果、与党BJPは、グジャラートにおける辛勝から6週間を経て、大きな後退を強いられた。国民会議派の元首席大臣も務めた、全インド国民協議会(AICC:All India Congress Committee)のアショク・ゲロット総書記は、「モディ政権の衰勢はグジャラート州で始まり、今やラジャスタン州でも顕在化している」とコメント。国民会議派のラーフル・ガンディー総裁は、補欠戦大勝後、ツイターに祝賀メッセージを投じ、「ラジャスタン州の国民会議派支部はよくやった。あなた方一人一人を誇りに思う。これは、ラジャスタン州民のBJPに対する拒絶の意思表示だ」と語った。