【ニューデリー】ラーフル・ガンディー氏は12月16日、インド国民会議派(INC:Indian National Congress)およびガンディー一族のメンバー立ち会いの下、創設以来132年の同党第87代総裁に就任、インドで最も古い政党トップの世代交代を告げた。
ニューデリーの全インド国民協議会(AICC:All India Congress Committee)本部の芝生で催された記念式典の席上、国民会議派中央選挙管理局(CEA:Central Election Authority)は、ラーフル・ガンディー氏に総裁就任認定証を授与した。
ラーフル・ガンディー氏(47歳)は、母親で前任者のソニア・ガンディー女史、妹のプリヤンカ・ヴァドラ女史、その夫ロバート・ヴァドラ氏、マンモハン・シン前首相、同党のその他の指導者達の立ち会いの下、CEAのマラパリー・ラマチャンドラン議長から同認定証を授与された。
ラーフル・ガンディー氏は、就任するや否やインド人民党(BJP)を国内に憎しみと暴力を蔓延させたとして非難する一方、ナレンドラ・モディ首相は、インドを中世に逆行させた主張した。
ガンディー氏は、党員に対し「彼等は分裂をもたらし、我々は団結を導く、彼等は放火し、我々は消火する、彼等は怒り、我々は愛する、これが彼等と我々の違いだ」と語った。