1996-01-16 ArtNo.4614
◆<越>ジュロン・エンジニアリング、フィリピン企業と砂糖製造
【ハノイ】ベトナム政府は、シンガポールのジュロン・エンジニアリングとフィリピン企業4社--シティトラスト・インベストメント、ビクトリアズ・ミリング、Julio O SYSR、ノース・ネグロス・マーケッティング--が地元企業と合弁で6000万米ドルを投じハノイ南方のニンビン省に製糖工場を設けることを認可した。
ベトナム・インベストメント・リビューが14日報じたところによれば、年間4000トンのサトウキビ処理が可能な新工場にベトナム側企業3社--ニンビン・アグリカルチャー・メカニカル・エンジニアリングCo、ザ・ユニオン・オブ・シュガーケーン・プロデューサーズ・ナンバー・ワン、ザ・ドンギアオ・アグロインダストリアル・エンタープライズ--は合計25%出資する。
外国投資家は現在精糖に関わる3件の合弁事業と100%外資プロジェクト1件に2億4350万米ドルの投資を約束、別に英国企業Tate & LyleもNghe An省における精糖合弁事業の認可を申請している。ベトナムは目下年間30万トンの砂糖を精製しているが、政府は2000年までに製造能力を3倍に拡大する計画だ。(ST:1/15)
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