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2017-12-26 ArtNo.46133
◆印露中、グローバル化の恩恵享受できる開かれた世界目指す




【ニューデリー】インド/ロシア/中国三国は、12月11日、如何なる形式のテロやテロを示唆する行為を非難するとともに、三国は共同で、全ての国が国際化の恩恵を享受できる開かれた包括的な世界経済を樹立する重要性を強調した。
 スシュマ・スワラジ外相は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相及び中国の王毅外相ともに共同記者会見に臨み、「我々は今日、①経済開発問題、②反テロリズム問題、③多国間の国際的課題、そして④地域問題と言う4つの幅広い領域に照準を合わせ協議した」とし、さらに「私は、中露が当地に存在する経済機会を十分開拓できるよう、いっそう強力な貿易・経済協力を実現するため、中国とロシアの外相を招待した」と語った。
 共同声明の中で、三国は如何なる形式のテロやテロを示唆する行為を非難し、各国にそれぞれの領域におけるテロリスト活動を防ぐ適切な措置を講じるよう呼びかけた。三国は、国連安保理(UNSC:United Nations Security Council)指定組織を含む国際的なテロ集団や組織に対する断固とした連携行動を強化することで合意したが、共同声明は、パキスタンを拠点にするラシュカレトイバ(LeT:Lashkar-e-Toiba)やジャイシュ・エ・ムハンマド(JeM:Jaish-e-Mohammed)には言及しなかった。とは言え、スシュマ・スワラジ外相は、メディア向けステートメントの中で、タリバン、ダーシュ(ISISの呼称)、アルカイーダ、LeT等のテロ組織の活動の顕著な拡大は、世界の平和と安全に直接脅威を及ぼし、目下進められている世界経済を立て直す努力にも有害であると言うインドの主張を強調した。
 ちなみに、王毅外相がインドを訪れたのは、ネパールのドクラムにおける中印両軍対峙後、初めてのこと。

【ニュースソース】

India, Russia, China condemn terrorism, call out for open world economy

Russia-India-China meet: Jaish, LeT not named in joint document

Sushma Swaraj, Chinese Foreign Minister Wang Yi discussed Siang river issue


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