1996-01-16 ArtNo.4613
◆GM、依然<比・泰>を天秤に、2-3カ月中に工場進出決定
【マニラ】ジェネラル・モーターズ・コープ(GM)は東南アジアにおける工場建設地を2、3カ月中に決定する方針だ。
地元紙は先週、GMがフィリピン政府の優遇措置パッケージに動かされ、マニラへの進出に傾いていると報じたが、GMスポークスマンは「フィリピンもタイも優遇措置を提案しているが、依然として方針は決定されていない」と語った。またフィリピン政府はGM工場の年産能力は15万台としているが、GMスポークスマンは最終決定が下された時点で詳細を発表すると、コメントを控えた。GMの1994年の域内売上は113万台から120万台に7%増加、同社は向こう10年間にその市場シェアを現在の5%から2倍に拡大することを目指している。(BT:1/15)
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