SEAnews 2017-11-14 ArtNo.46121

【ムンバイ】全ての携帯電話新モデルに非常ボタンがセットされている訳ではないが、激しい価格競争が業界再編の引き金を引き、売り上げと利益の大幅な落ち込みに直面する通信業界の多くの管理職が、同業界から脱出する遭難信号を既に発信している。
　リクルート業界筋によると、通信部門雇用者から提出される履歴書の数が年率３５－４０％増加しており、多くの通信会社が倒産や合併を強いられる中で、これら少なからぬ管理職が給与の大幅な減額を受け入れる姿勢を示している。
　大手調査会社ハイドリック＆ストラグルズによると、１５００万－３５００万ルピーの年収を稼ぐ１５人以上のシーエックスオー(CXO：部門執行役員)やトップ管理職が採用内定を獲得している。ハイドリック＆ストラグルズ社のヴィクラム・チャチ主任(グローバル消費者市場担当)は、「就活市場は、通信業界には十分な就業機会が存在しない状況にある。そこで求職者の９０％以上が、小売り、ｅコマース、運輸、ロジスティクス、FMCG(fast moving consumer goods)等、他の部門に目を向けている。一部の者は同額の給与水準を希望しているが、別のものは,減額を受け入れる姿勢を見せている」と語った。

【ニュースソース】

Telecom executives rush to exit sector as companies eye consolidation

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