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2017-10-16 ArtNo.46085
◆インド軍、ミャンマー国境でナガ武装勢力を待ち伏せ攻撃




【ニューデリー】インド陸軍は、事前通告なしの越境攻撃、所謂外科手術(surgical strike)を実行しているとの非難に直面、対応に追われている中にも関わらず、9月27日早朝、ミャンマー国境地帯で、ナガランド・カプラン全国社会主義評議会(NSCN-K:National Socialist Council of Nagaland-Khaplang)の複数の兵士を射殺した。
 インド陸軍東部司令部の発表によると、9月27日早朝、インド陸軍の縦隊がミャンマー国境で任務を遂行中、未確認の武装勢力による銃撃を受けた。インド軍は直ちに反撃し、当該武装グループに重度の報復射撃を加えた。武装グループは交戦を諦め、その場から逃走した。
 ナガランド警察のLLドングル長官(IDGP:Director General of Police)によると、作戦は、ミャンマー国境に隣接したナガランド州モン県近郊ロング・クフで実行された。インド軍側に死傷者は出なかったが、武装勢力側は、人員に甚大な損害を被った。
 消息筋がヒンドゥー・ビジネス・ラインに語ったところでは、この日の所謂シュージカル・ストライクは、インド軍パラシュート連隊(Indian Para Regiment)の70人の隊員によりNSCN-Kを標的に実行されたと言う。

○国民会議派幹部、ロヒンギャ難民保護問題で政府を批判




【ライプール】国民会議派老幹部のディグビジャヤ・シン氏は9月27日、中央政府は一方でセキュリティー上の理由からロヒンギャ・コミュニティーの亡命受け入れを拒否しながら、バングラデシュに対しては、ロヒンギャ受け入れのための支援を提供するのかと、疑問を呈した。
 シン氏はまた、セキュリティー検査をパスした難民の受け入れを主張するインド人民党(BJP)のヴァルン・ガーンディー国会議員を批判したハンスラージ・ギャンガラム・アア内務担当国務相を非難した。マドヤプレデシュ州首席大臣も務めたシン氏は、当地で催された記者会見の席上、「インド政府は、難民の中にテロリストが含まれている可能性があるとして、ロヒンギャ・ムスリムのインド入国を拒んでいる。しかし内務担当国務相は、テロ組織にリンクしたロヒンギャ・コミュニティー・メンバーを誰一人指摘する事が出来ない」と語った。
 シン氏は、「ロヒンギャは難民ステータスを求めており、ミャンマーを脱出したこれらの難民には多くのヒンドゥー教徒も含まれている。人権憲章によれば、誰にしろ出身カーストに基づいて難民としての受け入れを拒否されてはならない。人種虐待事件後、東パキスタン、現在のバングラデシュから多くの人々がインドに逃避した時、彼等の大部分がムスリムだったにも関わらず、難民として保護された」と指摘した。

○市民団体、モディ首相にロヒンギャの送還停止求める公開状




【ニューデリー】P.チダムバ内相やG.K.ピライ元内務次官を含む関係市民団体は10月9日、人道的原則やインドの伝統に反するとし、ロヒンギャ・ムスリムをインドから送還しないよう政府に求めた。
 ナレンドラ・モディ首相への公開書簡において、51人から成るグループは、インド政府に対し、ラカイン州における危機的状況に対する国際的関心を呼び覚ます運動の先頭に立ち、外交的手腕を駆使して、ラカイン州における治安崩壊に終止符を打たせ、帰郷を望むロヒンギャが妨害を受けることなく最終的に安全に帰国ができるようミャンマーに圧力をかけることを求めた。
 「今や我々の行動は、我々の大望と一致せねばならない。世界的に強力なリーダーシップが欠如した今日、インドは大胆に新たなアプローチを採用し、新たなタイプのグローバル・リーダーになる好機に恵まれている」と同書簡は述べている。

【ニュースソース】

Army ambushes Naga insurgents along India-Myanmar border

Heavy casualties inflicted on NSCN(K) during op along Indo- Myanmar border: Army

Digvijaya attacks Centre for not granting asylum to Rohingyas

Don't deport Rohingyas: Open Letter to Modi


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