【ニューデリー】インド陸軍は、事前通告なしの越境攻撃、所謂外科手術(surgical strike)を実行しているとの非難に直面、対応に追われている中にも関わらず、9月27日早朝、ミャンマー国境地帯で、ナガランド・カプラン全国社会主義評議会(NSCN-K:National Socialist Council of Nagaland-Khaplang)の複数の兵士を射殺した。
インド陸軍東部司令部の発表によると、9月27日早朝、インド陸軍の縦隊がミャンマー国境で任務を遂行中、未確認の武装勢力による銃撃を受けた。インド軍は直ちに反撃し、当該武装グループに重度の報復射撃を加えた。武装グループは交戦を諦め、その場から逃走した。
ナガランド警察のLLドングル長官(IDGP:Director General of Police)によると、作戦は、ミャンマー国境に隣接したナガランド州モン県近郊ロング・クフで実行された。インド軍側に死傷者は出なかったが、武装勢力側は、人員に甚大な損害を被った。
消息筋がヒンドゥー・ビジネス・ラインに語ったところでは、この日の所謂シュージカル・ストライクは、インド軍パラシュート連隊(Indian Para Regiment)の70人の隊員によりNSCN-Kを標的に実行されたと言う。