【国連】インドは核保有国間の信頼と協調を醸成し、国際問題上における核兵器の重要性を低減するための有意義な話し合いを行うよう提案した。
インドのサイード・アックバラディン国連常駐代表は9月26日に催された『核兵器全廃のための国際デー(International Day for the Total Elimination of Nuclear Weapons)』を記念振興するためのハイレベルな全体会議の席上演説し、「インドは、引き続き核軍縮に最大の優先順位を置き、核無き世界、核兵器の完全な廃棄の最終目標を実現すると言う約束を堅持している」と語った。同氏は、この目標は、全ての国により承認されたプロセスと全地球的且つ例外なく合意された多国間の枠組みを通じ、段階的に実現することができると指摘した。
インドのトップ外交官の一人は、「インドは、これまでのところ唯一の包括的かつ国際的に検証可能な条約で、全ての種類の大量破壊(化学)兵器を禁止し、それらの廃絶を可能にした『化学兵器禁止条約(Chemical Weapons Convention)』の線に沿った包括的な『核兵器禁止条約(Nuclear Weapons Convention)』に関する軍縮会議(Conference on Disarmament)において交渉を開始する用意がある」と述べた。