【コルカタ】インドのIT-BPM(ビジネス・プロセス・マネージメント)産業の年間売り上げは2025年までに3500億米ドルに達し、製品が成長を牽引する見通しだ。
『ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)』のR.チャンドラシェフール会頭は7月7日当地で、以上の見通しを語った。同氏によると、インド国内のソフトウェア製品市場規模は目下の所、48億米ドルで、年率10.4%の成長を遂げている。とは言え、インドは、4130億米ドルの世界ソフトウェア製品市場の僅か2%を占めているに過ぎない。チャンドラシェフール会頭は「インドIT産業が予想する2025年の成長を考慮するなら、製品サイドに大きな機会が存在する」とし、さらに「インドIT産業は今年は収入ベースで7-8%の成長が見込まれている」と付言した。
IT産業の頂上組織NASSCOMは、今後のIT製品部門の成長牽引役として、データ分析、サイバーセキュリティ、モバイルアプリ開発に注目していると言う。チャンドラシェフール会頭は、『Nasscom製品コンクラーベ』の会場で以上の談話を行った。