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2017-06-26 ArtNo.46019
◆モディ首相6月26日にトランプ大統領と会談




【ニューデリー】インド外務省は6月12日、ナレンドラ・モディ首相が6月26日にホワイト・ハウスでドナルド・トランプ米国大統領と会談すると確認した。ワシントンに新政権が誕生して以来、初のインドと米国の首脳会談になる。
 両首脳の会談は、トランプ大統領が「インドは先進国による『ビリオン・アンド・ビリオン・アンド・ビリオン・ダラー』の援助を条件にパリ協定に加盟した」と発言し、ニューデリーを不安に陥らせた数週間後に実現することになる。ニューデリーはこの主張を断固として否定、モディ首相はインドの環境保護に対する数千年におよぶコミットメントを提起した。
 また今年初、ニューデリーは、インドとパキスタンの仲介を務めると言う米国の提案もにべもなく拒絶している。消息筋がデカン・ヘラルドに語ったところによれば、モディ首相は、トランプ大統領に対して、イスラマバードが反テロ対策における二面性を払拭するまで、パキスタンに対する米国の援助を停止するよう求めるものと見られる。
 モディ首相はこの他、大統領が数ヶ月前にH1Bビザ制度の見直しを指示する大統領令に署名したことに対するニューデリーの懸念を伝えるものと予想されると言う。H1Bビザ制度の見直しは、米国で就業するインド人情報技術(IT)者に影響を及ぼすと見られる。

○次期大統領選挙準備開始




【ニューデリー】プラナーブ・ムカジー大統領の任期が7月24日に満了することから、選挙委員会は、次期大統領を選出する投票を、必要なら7月17日に、また7月20日に開票を行うと発表した。
 インド人民党(BJP)のアミット・シャー総裁は6月12日、次期大統領選挙に向け、連立与党全国民主連盟(NDA:National Democratic Alliance)の友党に接触、コンセンサスを形成するため、ラージナート・シン内相、アルン・ジェートリー財務相、M.ベンカイア・ナイドゥ都市開発相の3人から成る委員会を組織した。
 選挙候補者指名の締め切りは6月28日。消息筋によると、BJPに率いられるNDAが不可触賎民(Dalit)もしくは少数部族(tribal)委員会から候補を立てるなら、国民会議派も同候補を支持するものと見られる。野党側は、BJPが裁判長経験者のような候補を立てるのではないかと見ている。
 選挙人団(electoral college)は、国会上下両院の議員776人、デリーおよびポンディシェリ他、全国の州議会議員4120人、合計4896人により構成される。

【ニュースソース】

Modi to meet Trump on June 26

Can India decode Trump’s book of deals?

BJP forms panel to forge consensus on presidential candidate

Oppn parties feel govt may name acceptable candidate

Grind begins for presidential election: Who can vote, dates and schedule

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