【ニューデリー】ソーラ・エネルギー・コーポレーション・オブ・インディア(SECI)がラジャスタン州ジョドプール県バドラ地区に開発する250メガワット(MW)のバドラPh-IVソーラ・パークにおける最新の競争入札で、太陽光発電料金が、1ユニット(1kwH)2.62ルピーの過去最低を記録した。
SECI幹部は、「バドラPh-IVソーラ・パークは歴史的な電力料の引き下げを達成した。フェラン・エネルギー(50 MW)とアヴァダ・パワー(100 MW)は、1ユニット2.62ルピー、ソフトバンク・クリーンテック(100 MW)は1ユニット2.63ルピーで、それぞれ契約を獲得した」と語った。この価格はインド最大の国営石炭火力発電会社National Thermal Power Corporation (NTPC)の平均価格1ユニット3.20ルピーを下回る。
ピーユーシュ・ゴーヤル電力・新・再生エネルギー相は水曜(5月10日)、ツイッター上に、「ナレンドラ・モディ首相の『全ての国民にクリーンで手頃な価格の電気を提供する(clean affordable power for all)』と言うビジョンの実現に向け新たな記念碑が打ち立てられた。バドラ・ソーラ・パークは1ユニット2.62ルピーの電力料を実現した」と投稿した。 ○メガ発電税制優遇措置のリバイバル効果期待薄