1996-01-15 ArtNo.4594
◆<馬>シャリマン氏、プルナスMBOチームへの参与確認
【クアラルンプル】プルバダナン・ナシオナルBhd(プルナス)のトゥンク・タン・スリ・シャリマン・トンク・スライマン社長兼最高経営者(CEO)は12日記者会見し、同氏が伝えられるプルナスのマネージメント・バイアウト(MBO)を図る14人の経営陣に加わっていることを確認した。
総理府経済計画局(EPU)のアリ・アブル・ハッサン・スライマン局長は先週木曜、政府がプルナスのMBO計画を先月認可したことを明らかにした。伝えられるところでは、プルナスの56%子会社プルナス・インターナショナル・ホテルズ・アンド・プロパティーズ(PIHP)にプルナスの上場子会社が注入された後、PIHPの37%の政府持ち株がMBOチームに、残りの持ち株は政府機関や少数株主に売却される。PIHPは新株や社債を発行し、プルナスの資産を買収、これに伴いプルナスはPIHPの持ち株を75%に高める。PIHP会長も兼ねるシャリマン氏によれば、MBOは2段階に分けて実行され、同氏は他の3人の上級管理職とともに、プルナスの32%の権益を買収、残りの5%は他の10人の管理職に分与される。MBOチームはその後、一部の持ち株を公開する。ラシド・フセインBhdがMBO計画を立案しており、MBOチームは間もなくその提案を証券委員会に提出すると言う。MBOチームは、14億MドルにのぼるとされるMBOのファイナンス問題を既に地元や外国の銀行と協議中と言われる。(NST:1/13)
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