SEAnews 2017-03-10 ArtNo.45920

【ニューデリー】火曜(2月28日)に発表された公式データは、デモナタイゼーション(demonetisation：旧紙幣廃止)の短期的悪影響が、建設および金融サービスに限られ、最も恐れられたような深刻な経済全般の後退には至らなかったことを示している。
　間接税収と補助金の抑制効果もあって、7％と当初予測の7.4％を下回ったものの見苦しくないレベルを維持、粗付加価値(GVA:gross value added)の伸びは6.6％だった。
　2015－16年度GVA見積りの上方修正は、今会計年度第1四半期および第2四半期GVAの下方修正をもたらしたが、にも関わらず、間接税収急増のおかげで、これら四半期のGDP成長予測はわずかながら上方修正された。
　中央統計局(CSO:Central Statistics Office)発表のデータによれば、農業および関連部門の堅調、消費者サイドに対する呼び水政策の効果、鉱業および製造業の予想以上の好調、民間消費の(異常なほど大幅な)季節的回復が、旧紙幣廃止措置の経済全般に対する悪影響を和らげた。
　とは言え、GDP成長率は、旧紙幣廃止措置以前から既に減速しており、旧紙幣廃止措置は明らかにGDP成長にマイナス効果を及ぼした。2016－17年度のGDPとGVAの伸びは前年を遙かに下回るものと予想されている。
○ムンバイの資産8200億米ドル、国内最高マーク

【ニューデリー】報道によれば、百万長者が4万6000人、10億長者が28人居住するインドの金融首都ムンバイの富は8200億米ドルと国内最高をマークした。
　国際資産調査会社ニュー・ワールド・ウェルスによると、ムンバイはインドで最も富裕な都市にランクされ、ニューデリーとバンガロールが、これに続き2位と3位を占めた。
　デリーには百万長者が2万3000人、10億長者が18人居住しており、その資産総額は4500億米ドル、バンガロールは百万長者7700人、10億長者8人で資産総額3200億米ドルだった。
　ちなみにハイデラバードの百万長者は9000人、10億長者は6人で、資産総額3100億米ドルと言う。
【ニュースソース】

Despite demonetisation, India’s GDP growth stays 7 per cent: Govt data

India’s GDP grew 7% despite demonetisation, CSO data shows

GDP growth rate plays down note ban worry, 7% growth recorded in Q3

OECD cuts GDP growth forecast to 7% in 2016-17

OECD cuts FY 17 GDP growth rate to 7%

Positive sentiment augurs well for Indian economy given GDP growth of 7.0 percent: Dr. Niranjan Hiranandani

India's GDP growth appears solid, says noted US economist Steve H Hanke

Mumbai is India's richest city with $820 bn; home to 46,000 millionaires

Mumbai richest Indian city with total wealth of $820 bn

Mumbai richest Indian city with total wealth of USD 820 bn

○世界は一つ：
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The aim of SEAnews、SEAnewsの新コンセプト、国境のない一つの世界を目指します。

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