【ニューヨーク/ニューデリー】インドは9月21日、パキスタン首相の国連総会における発言は、『事実無根』であり、『脅迫的暴言』であると激しく反発、イスラム過激派組織ズブル・ムジャーヒディーン(Hizbul Mujahideen)のブルハーン・ワニ司令官を賞賛した同相の発言は、世界フォーラムの会場でパキスタンの関与を自ら認めたものに他ならないと主張した。
M Jアクバル外務担当国務相はシャリフ首相の国連総会演説後、インド国連常駐代表部で記者会見し、「シャリフ首相の発言は脅迫的暴言に満ちた未熟なもので、事実を全く無視している」と指摘した。インドはこの日、パキスタンを「テロを国策の道具とし、戦争犯罪を実行するテロリスト国家である」とかつてない最も手厳しい非難を行った。インドはまた、「パキスタンはどうやら政府ではなく、軍部に操られており、銃を片手に対話を求めている」とし、シャリフ首相の「真摯で持続的な無条件対話」の呼びかけを言下に拒絶した。 ○インド、中国にパキスタンに対する圧力要請