【シュリーハリコータ】インド宇宙研究機構(ISRO:Indian Space Research Organisation)のPSLV C-35ロケットは、人工衛星8個を異なる2つの軌道に打ち上げることに初めて成功した。
午前9時12分にアーンドラプラデーシュ州ネッルール県シュリーハリコータのサティシュ・ダワン宇宙センターから打ち上げられたロケットは17分後に高度730キロの太陽同期軌道(Polar sun synchronous orbit)に、重量371キロの気候関連調査用衛星SCATSAT-1を載せた。そして、約2時間後には、2教育機関の2衛星PISAT及びPRATHAM、アルジェリアの3商用衛星ALSAT-1B/2B/1N、カナダと米国の各1衛星NLS-19とPathfinder-1を、別の軌道に載せた。
ISROのA.S.キラン・クマール会長は、ミッション・コントロール・センターで、全ての衛星の打ち上げ成功を発表した際、「月曜の打ち上げは、ISROの歴史に輝かしい1ページを加えた」と語った。 ○2018年度から鉄道予算を連邦予算に統合