【ニューデリー】調査によれば、アドビ・システムズ・インディア、グーグル・インディア、マイクロソフト・インディアは、インド国内IT&ITESワークプレース・ベスト50の上位3社に数えられる。
『グレート・プレース・ツー・ワーク・インスティチュート(GPTWI:Great Place To Work Institute)』は9月15日、『第二回インドにおけるIT&ITES領域の最良の職場年次企業番付(the second annual list of India's Best Companies to work for in IT & ITeS segment)』を発表した。
同番付には、この他、『Aegis』/『Global Analytics India』/『Happiest Minds Technologies』/『Hitachi Data Systems India』/『Kronos Incorporated』/『NetApp India』/『Pitney Bowes Software India』/『Shriram Value Services』等が名を連ねている。
多国籍企業(MNCs:Multi National Companies)が番付の上位を独占している。MNCsがIT & ITeS企業番付の約47%を占め、非MNCsのシェアは20%にとどまった。
○インド工科大学、フリップカート・フィアスコに懲り就活戦略転換
【ニューデリー】インドの理工系トップ・スクールは、多くの著名企業が昨年採用の内諾を破ったり、延期したことから、今年のキャンパス・リクルートメントに際しては、公共部門企業の人事担当者と新卒予定者の面談を先行させる計画だ。
この方面の消息に通じた筋によると、今年、インド工科大学(IIT:Indian Institutes of Technology)各校は、キャンパス・リクルートメントの初日から、公共部門企業(PSU:public sector undertakings)に事前採用枠をオファーする方針だ。PSUは民間企業に比べ、給与額やストック・オプション等の面で見劣りがするにも関わらずである。IITsの一部は、学部長や学部主任を各社に派遣し、それぞれPSU100社前後をキャンパス・リクルートメントに招待する計画だ。
昨年のIITs就活期間には、ペッパータップ、ゾマト、ロードランナー、ステイジラ、フリップカートを含む少なからぬ企業が学生に対する採用内諾を延期したり、反故にした。
○インド経営管理学院、大学院ディプロマ定員を2倍に拡大
【ニューデリー】インド経営管理学院(IIM:Indian Institute of Management)は、入学定員を二倍に拡大し、博士課程の学生増員を求められている。
これは9月20日にプラカーシュ・ジャーヴァデーカル人的資源開発相とIIM理事会メンバーがメーガーラヤ州シロンで会談した際、合意されたもの。憲法に謳われている社会的公正の原則が守られるとの言及がなされたものの、教職員採用予定の取り消しについては何ら話し合われなかった。
IIM幹部によると、大学院ディプロマ課程の定員は現在の9000人以上から2倍の2万人近くに拡大される。
この他、ワールド・クラスの大学20校を設けると言う政府のイニシアチブにIIMも加わる方針が決定された。ワールド・クラスの大学20校の半分は公立、残りの半分は私立で占められる。
【ニュースソース】
MNCs dominate, startups shine among India's best IT & ITeS companies
IITs change placement course after Flipkart fiasco
Double intake in PG diplomas, IIMs told
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