【ニューデリー】『鉱工業生産指数(IIP:index of industrial production)』の資本財部門は、今会計年度第1四半期に18%下降したが、産業政策振興局(DIPP:Department of Industrial Policy and Promotion)が発表した最新データは、投資環境改善の兆しを暗示しているようにも見える。
ケア・インディアが編集したDIPPのデータによれば、今年上半期(2016年1-6月)の投資提案件数は、昨年同期に比べ18.7%増加した。しかし額は1.3%の増加にとどまった。
これらの投資提案に伴う雇用機会は、昨年同期に比べ37%の増加が見込まれる。こうした投資提案には、産業企業家覚書(IEM:industrial entrepreneur memorandum)/仮契約(LOI:Letter of Intent)/直接産業ライセンス(DIL:Direct Industrial Licensing)が含まれる。 ○携帯端末メーカー、9月期四半期は新記録も