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2016-07-03 ArtNo.45779
◆ラジャン退任はインド金融制度独立性の主要な挫折




【ニューデリー】ラグラム・ラジャンのような有能な男が取るに足りない理由で追い出されると言うのは、インドにとって嘆かわしいことだ。彼に対する最大の罪状は、金利引き下げに消極的な彼の姿勢が成長を犠牲にしたと言うもの。戯言にもほどがある。
 低成長の事例多々:量的緩和を行った国を見たらいい。日本もユーロ圏も景気後退に陥っており、中国の成長も鈍化した。ジャネット・イエレンに景気の上向きを維持させようとした米国当局の試みも生ぬるいものだ。低金利は成長を加速させなかった。
 実際のところ、インドは主要経済体の中で最も高い成長を実現してきた。中央銀行総裁は、何時金利を上げ、何時下げるかを判断する上で、最良の準備ができている。何故なら彼は必要なデータを全て保持しているからだ。スワミ(BJPリーダー??)はそうではない。もしラジャンがその職務を務める上で有能なら、その職を維持されるべきである。ベンチマーク金利の設定は、極めて困難な職務だ。ゴルディロックスのスープのように、熱くても、冷たくても行けない。
○ラジャン氏、足下の地雷察知し退任表明:ソース




【ニューデリー】インド中央銀行のラグラム・ラジャン総裁の突然の辞意表明は、同氏が、二人のボス、すなわちアルン・ジェートリー蔵相とナレンドラ・モディ首相のサポートが得られないことを日増しに感じるようになったため、とラジャン氏の友人や同僚達は語る。
 これらの人々や財務省筋によると、「某紙が、1週間ほど前に『選考委員会は、国際通貨基金(IMF)の元チーフ・エコノミストに直接3年の任期延長をオファーするよりも、彼が元の職に戻らざるを得ないように、後任候補者のフィールドの検討に乗り出すだろう』と報じたことが、最後の一撃になったのだろう」と言う。
○中銀ラジャン総裁後任リストに7人




【ニューデリー】「インド準備銀行(RBI:Reserve Bank of India)のラグラム・ラジャン総裁の後任候補には7人の名がリストアップされている。」某政府高官は6月18日ロイター通信に語った。
 センシチブな事柄の性質上、匿名を条件に同高官が語ったところによると、これら7人とは、ビジェイ・ケルカル、ラケッシュ・モハン、アショク・ラヒリ、ウルジット・パテル、アルンダティ・バッタチャリヤ、スビール・ゴカーン、アショク・チャウラの諸氏。この業界で最も知られた二人は、現在RBI副総裁のパテル氏とインド最大の銀行ステート・バンク・オフ・インディア(SBI)会長のバッタチャリヤ氏。それ以外にリストアップされた候補者は、RBIおよび公共サービス、あるいは2つの主要な国際金融機関、国際通貨基金(IMF)と世界銀行のベテランだ。市場関係者らがこれ以前に予想した財務省の二人の高官、シャクティカンタ・ダス氏とアービンド・スブラマニアン氏は、リストに含まれていない、と同筋は付言した。
【ニュースソース】

Rajan’s exit marks major setback to independence of Indian institutions

Raghuram Rajan felt undermined in weeks before quitting-sources

Seven names on long list to replace Rajan

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